大学生になる歳は自動車免許が取れるようになる歳です。
地方の大学では通学に車が必要になるケースがありますし、都市部でもサークルなどで使う機会が出てきます。
もしかして、車があればドライブを口実にデートに誘えるかも？
そんな淡い気持ちを抱く男子大学生もいるでしょう。
(今は車が必須の時代じゃないからこそ、車のデートは特別なものになります)
初めて車に触れる大学生、。
・おすすめの車ってどんな車だろう？
・ローンや保険や維持費ってどのくらいかかるだろう？
わからないことだらけではないでしょうか？
この記事では、大学自動車部出身、現在自動車メーカー勤務の筆者が、大学生向けに解説をしていきます。
読んでいるあなたが、楽しいカーライフを送れますように！
大学生におすすめの車選びのポイント
大学生の車選びのポイントは、以下三つとなります。
・予算：
・車種：
・新車 or 中古車：
かどうかです。自身のライフスタイルに合った車を選び、無理のない車生活を送りましょう。
予算：車を持つときつい？ローンやサブスクを利用し無理ない支払い計画を立てよう
車購入時に大きな課題となるのが予算です。
新車購入の場合は、車両本体価格だけでなく、税金、保険料、駐車場代など、様々な維持費も考慮する必要があります。
ローンを利用する場合は、月々の返済額が家計を圧迫しないように、無理のない返済計画を立てることが重要です。
具体的なポイント
・車両本体価格だけでなく、維持費も考慮した予算を立てる
・ローン利用の場合は、月々の返済額が収入の3分の1以下になるようにする
・金利やボーナス払いなどのオプションも検討する
車種：燃費・維持費・使い勝手を考慮しよう
車種選びでは、自身のライフスタイルに合った車を選ぶことが重要です。
燃費
- 通学や街乗りがメインであれば、燃費の良い軽自動車やコンパクトカーがおすすめ
- 長距離ドライブや荷物が多い場合は、燃費性能と積載量のバランスが良い車を選ぶ
維持費
- 自動車税や軽自動車税、燃費性能などを考慮し、維持費を抑えられる車を選ぶ
- 車検費用や部品代なども考慮する
使い勝手
- 運転に自信がない場合は、小回りが利く軽自動車やコンパクトカーがおすすめ
- 荷物をたくさん積みたい場合は、ワゴンやSUVを選ぶ
- 友人や家族を乗せることが多い場合は、広々とした室内空間を持つ車を選ぶ
中古車：新車と比べてコストを抑えられる
新車よりも価格が安い中古車は、初期費用を抑えたい大学生におすすめです。ただし、購入前に車の状態をしっかりと確認する必要があります。
中古車を選ぶメリット
- 新車よりも価格が安い
- 様々な車種から選ぶことができる
- 納車までの時間が短い
中古車を選ぶデメリット
- 車の状態によっては、故障リスクが高い
- 新車保証がない
- 修復歴のある車には注意が必要
中古車を選ぶ際のポイント
- 信頼できる中古車販売店で購入する
- 車の状態をしっかりと確認する
- 修復歴や保証内容を確認する
大学生におすすめの車種
大学生におすすめの車種は、軽自動車、コンパクトカー、ステーションワゴンです。自身のライフスタイルに合った車を選び、快適なカーライフを送りましょう。
軽自動車：維持費が安く、運転しやすい
軽自動車は、維持費が安く、運転しやすいのが特徴です。自動車税や軽自動車税、燃費性能など、あらゆる維持費を抑えられるため、大学生にとって経済的な車種と言えます。また、小回りが利くため、街乗りにも最適です。
おすすめの軽自動車
- スズキ ハスラー：アウトドア感があっておしゃれ！男女ともにおすすめ
- ホンダ N-BOX：室内空間がとにかく広い！荷物をたくさん積んで快適に移動したい人におすすめ
- スズキ アルトラパン：レトロ感があってカワイイ！他人とは違う個性を出したいあなたにおすすめ
コンパクトカー：燃費が良く、街乗りにおすすめ
コンパクトカーは、軽自動車よりも広い室内空間と荷室を備え、燃費も良いのが特徴です。街乗りだけでなく、ちょっとした遠出にも最適です。
おすすめのコンパクトカー
- トヨタ アクア：ハイブリッド車のため、燃費性能が非常に高い
- ホンダ フィット：室内空間が広く、使い勝手が良い
- トヨタ ヤリス：デザインがスタイリッシュで、運転が楽しい
ステーションワゴン：荷物もたくさん積める
ステーションワゴンは、荷室が広く、荷物もたくさん積めるのが特徴です。アウトドアやレジャーが好きな方におすすめです。
おすすめのステーションワゴン
- トヨタ カローラツーリング：燃費性能が良く、維持費も抑えられる
- スバル レヴォーグ：安全性能が高く、家族で安心して乗れる
- ホンダ フリード：室内空間が非常に広く、多人数で乗れる
大学生の車のローン
大学生が車のローンを組む場合は、金利の種類、返済計画、頭金などをしっかりと理解し、無理のない計画を立てることが重要です。
金利の種類：固定金利と変動金利
車のローンには、金利の種類が2つあります。
固定金利
金利が一定なので、返済計画が立てやすい。金利は変動金利よりも高め。
変動金利
市場金利によって金利が変動するため、金利が低くなる可能性がある。金利が上昇する可能性もあり、返済額が変動するリスクがある。
大学生におすすめの金利
返済計画を立てやすく、将来の金利上昇リスクを抑えたい場合は、固定金利がおすすめです。
返済計画：無理のない返済額を設定しよう
ローンを組む前に、無理のない返済計画を立てることが重要です。
返済計画のポイント
- 月々の返済額が収入の3分の1以下になるようにする
- ボーナス払いなどを活用して、返済負担を軽減する
- 繰り上げ返済を検討して、利息を抑える
大学生におすすめの返済計画
収入が安定していない場合は、短期間で返済できる計画を立てましょう。
頭金：頭金を用意すれば月々の支払いを抑えられる
頭金を用意することで、月々の支払いを抑えることができます。
頭金のメリット
- 月々の支払いを抑えられる
- 借入額が少なくなるので、利息を減らせる
頭金の準備方法
- バイトや貯蓄で貯める
- 親からの援助を受ける
- 学生向けのローンを利用する
大学生におすすめの頭金
無理のない範囲で、できるだけ多くの頭金を用意しましょう。
大学生の自動車保険
大学生は、必要最低限の補償を選び、安全運転で等級を上げることで、自動車保険料を抑えることができます。
必要最低限の補償を選ぶ
自動車保険には様々な補償がありますが、大学生はまず必要最低限の補償を選ぶことをおすすめします。
必要最低限の補償
- 対人賠償責任保険：相手への人身事故の損害を賠償
- 対物賠償責任保険：相手のものへの物的損害を賠償
- 自賠責保険：人身事故の損害を最低限補償
その他の補償
- 車両保険：自分の車を修理する費用を補償
- 人身傷害保険：自分や同乗者のケガの損害を補償
- 無保険車傷害特約：無保険車による事故の損害を補償
大学生におすすめの補償
最初は必要最低限の補償に加入し、必要に応じて補償を追加していくのがおすすめです。
事故歴や年齢によって保険料が変わる
自動車保険料は、事故歴や年齢によって大きく変わります。
事故歴
事故歴があると、保険料が大幅に上がります。
年齢
年齢が若いほど、保険料が高くなります。
大学生向けの割引
- ファミリー割引：家族が加入している場合
- ゴールド免許割引：免許証がゴールドの場合
- 安全運転講習割引：安全運転講習を受講した場合
大学生におすすめの保険会社
大学生向けの割引制度が充実している保険会社を選ぶと良いでしょう。
安全運転で等級を上げ、保険料を下げよう
安全運転を心がけ、等級を上げれば、保険料を下げることができます。
等級
自動車保険には、7等級から1等級までの等級制度があり、等級が上がるほど保険料が安くなります。
安全運転で等級を上げる方法
- 無事故で過ごす
- 安全運転講習を受講する
- ドライブレコーダーを取り付ける
大学生におすすめの安全運転対策
常に安全運転を心がけ、事故を起こさないようにしましょう。
大学生の車の維持費
車を購入すると、車両代金以外にも様々な維持費がかかります。
車の維持費は、車種や地域によって異なります。購入前にしっかりと確認しておくことが重要です。
自動車税：毎年4月1日に課税
自動車税は、すべての自動車に毎年課税される税金です。車種や排気量によって税額が異なります。
自動車税の税額
- 軽自動車：7,200円
- 1000cc以下：10,800円
- 1001cc～1500cc：15,000円
- 1501cc～2000cc：20,400円
- 2001cc～3000cc：25,200円
- 3001cc以上：37,800円
自動車重量税：車検時に課税
自動車重量税は、車検時に課税される税金です。車の重量によって税額が異なります。
自動車重量税の税額
- 軽自動車：10,800円
- 1000kg以下：11,100円
- 1001kg～1500kg：16,400円
- 1501kg～2000kg：22,900円
- 2001kg～3000kg：34,400円
- 3001kg以上：63,800円
軽自動車税：毎年5月10日に課税
軽自動車税は、軽自動車に毎年課税される税金です。都道府県によって税額が異なります。
軽自動車税の税額
- 標準的な軽自動車：7,200円
- 高性能な軽自動車：10,800円
ガソリン代：燃費の良い車を選ぼう
ガソリン代は、車の維持費の中で大きな割合を占めます。燃費の良い車を選ぶことで、ガソリン代を抑えることができます。
燃費の目安
- 軽自動車：20km/L～30km/L
- コンパクトカー：15km/L～25km/L
- セダン：10km/L～20km/L
駐車場代：自宅や大学の駐車場代を考慮しよう
駐車場代も車の維持費の中で大きな割合を占めます。自宅や大学の駐車場代を事前に確認しておきましょう。
駐車場代の目安
- 自宅：月額5,000円～10,000円
- 大学：月額2,000円～5,000円
大学生向け車のサブスク
近年、車のサブスクリプションサービスが注目されています。車のサブスクとは、月額料金を支払うことで、車を一定期間利用できるサービスです。車の購入や維持費を気にせず、気軽に車を利用したい方におすすめです。
車のサブスクは、初期費用を抑え、維持費を定額で支払えるというメリットがあります。色々な車種を試乗したい方にもおすすめです。デメリットも理解した上で、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。
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初期費用を抑えられる
車のサブスクは、頭金やボーナス払いなどの初期費用が不要です。車購入時に必要なまとまった資金を用意する必要がないため、大学生にもおすすめです。
維持費を定額で支払える
車のサブスクは、月額料金に自動車税や保険料、車検費用などの維持費が含まれている場合が多いです。毎月の支払額が一定なので、予算管理がしやすいというメリットがあります。
様々な車種を試乗できる
車のサブスクは、契約期間中に複数の車種に乗り換えることができるサービスもあります。色々な車を試乗してから、自分に合った車を購入したい方におすすめです。
車のサブスクのデメリット
車のサブスクには、いくつかのデメリットもあります。
- 契約期間中に車を解約すると、解約金が発生する場合がある
- 走行距離に制限がある場合がある
- 車を所有していないため、自由にカスタマイズできない
大学生におすすめの車サブスクはKINTO
車のサブスクは種類がたくさんあって選べない。
どれがいいのかわからない。
そんなあなたにおすすめなのがトヨタの車サブスクKINTO
・車両代、車検代、メンテナンス費だけでなく任意保険代もコミコミ！
・毎月定額で急な大きな出費がない！
・安心のトヨタの新車で故障リスクが少ない！
毎月定額で乗れるのはサブスク共通です。
しかし、KINTOの場合は任意保険が含まれているのが大きなメリット！
大学生は若いので事故の確率が高く、任意保険は高くなりがち。
KINTOだと年齢や等級(無事故だと等級が上がり安くなるが、初心者は高くなる)関係なくサブスク代に含まれます。
若ければ若いほど(リスクが高いとされる運転者ほど)、恩恵を受けられます。
また、トヨタ車は故障が少なく安心して乗れますし、メーカーならではの戦略的な価格になっているのも魅力です。
いずれにせよ、KINTOは必ず選択肢に入れていただきたいので、条件だけでも確認してみてください。
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まとめ
大学生にとって、車選びは人生の中でも重要なイベントの一つです。
予算、車種、新車か中古車かの3つを軸に、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことが肝心です。
ローンを組む際は、無理のない返済計画を立てることが重要で、自動車保険は必要最低限の補償から始めるのが賢明です。
維持費は車種や地域によって大きく異なるため、事前の確認を怠らないようにしましょう。
近年注目を集めている車のサブスクリプションサービスは、初期費用や維持費を抑えられるメリットがある一方、デメリットも存在します。
自分に合ったサービスを選ぶことで、大学生活をより豊かにする、楽しいカーライフを送ることができます。
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